PDF編集プラグイン 操作マニュアル

本プラグインは、添付ファイルフィールドに登録しているPDFファイルの編集を行うことができるプラグインです。PDFファイルに対してテキストの追加、画像の追加、図形の追加、手書きサインの追加、といった編集を行うことができます。

1.プラグインファイルのダウンロード

ご契約者様・試用申込をいただいた企業様へ送付しておりますメール(契約完了メール・バージョンアップのご連絡メール・プラグイン試用申込後の設定完了メール)内に、プラグインダウンロードページのURLを記載しています。そちらより最新版のファイルをダウンロードしてください。

補足

試用お申込みがまだの場合は、以下よりお申込みください。

2.kintoneへのプラグインファイルの読み込み

補足

本ステップは、プラグインファイルの読込をまだ行っていない場合、プラグインファイルのバージョンアップがあった場合に行ってください。

kintone画面上部のグレーのバーの中にある設定アイコンから「kintoneシステム管理」をクリックします。

「その他」の中の「プラグイン」をクリックします。

「読み込む」ボタンをクリックし、プラグインファイルを選択します。

「読み込んだプラグイン」の一覧に表示されることを確認します。

以上でkintoneへの読み込みは完了です。

3.アプリへのプラグインの追加

補足

既にアプリにプラグインを追加済みの場合は、本ステップはスキップしてください。

プラグインを利用したいアプリの設定画面を開き、「設定タブ」内の「カスタマイズ/サービス連携」→「プラグイン」をクリックします。

「+追加する」ボタンからPDF編集プラグインを選択します。選択後、一覧に「PDF編集プラグイン」が表示されることを確認します。

最後に、アプリの設定画面から「アプリを更新」ボタンをクリックします。

以上でアプリへのプラグインの追加は完了です。(プラグイン設定の詳細は次のセクションを参照ください)

4.プラグインの設定方法

PDF編集プラグインを利用するにあたっての事前準備

PDF編集プラグインを利用するにあたって最低限必要なフィールドは、次の2つです。プラグイン設定の前に、必要なフィールドをアプリに追加してください。

  1. 添付ファイルフィールド:編集したいPDFファイルが保存されているフィールド。
  2. スペース:編集ボタンの表示時に利用。

PDF編集プラグインの設定画面を開きます。

設定画面を開くと「基本情報の設定」「定型文の設定」「画像呼出の設定」の3つのタブが表示されますので、それぞのれのタブで設定を行っていきます。

4-1.「基本情報の設定」タブの設定

「基本情報の設定」タブ内の「PDF編集設定1」内の情報を設定します。

項目名説明
①設定ID「PDF編集設定XX」としてのIDを入力します。初期表示は「id-x」となっていますので、x部分を必要に応じて「id-1」などに変更してください。設定IDはプラグイン処理の内部的に使用されます。
「PDF編集設定1」「PDF編集設定2」など、複数のPDF編集設定を定義する場合は、他と重複しない値を設定する必要があります。
②備考自由入力欄です。このPDF編集設定用の備考欄としてお使いください。
③編集対象フィールド編集したいPDFファイルが添付されているフィールドを指定します。
※「添付ファイルフィールド」のみ選択可能です。
④保存先フィールド編集後のPDFファイルの保存先フィールドを指定します。「編集対象フィールド」と同じフィールドを設定すると、元のPDFファイルに対して上書きされます。「編集対象フィールド」とは別のフィールドを設定すると、元のPDFファイルはそのままで、編集後のPDFファイルが保存先フィールドに保存されます。
※「添付ファイルフィールド」のみ選択可能です。
※初回編集時は「編集対象フィールド」のファイルに対して編集を行います。2回目以降の編集時(保存先フィールドにファイルがある場合)は「保存先フィールド」のファイルに対して編集を行います。
編集元PDF選択ダイアログの表示編集ボタンをクリックした際に、どのフィールドのファイルに対して編集を行うかの確認ダイアログを表示させることができます。
「表示する」を選択した場合は、2回目以降の編集時(保存先フィールドにファイル添付がある場合)にダイアログが表示されます。「保存先フィールド」「編集対象フィールド」のどちらのファイルを表示するかを選択することができます。
※この項目は「編集対象フィールド」と「保存先フィールド」が異なる場合に表示されます。
⑥編集ボタン表示位置詳細画面に編集ボタンを表示する位置を選択します。「スペース」と「ヘッダー」の2つから選択可能です。
・スペース:スペースフィールドに表示します。
・ヘッダー:詳細画面のヘッダースペースに表示します。
⑦編集ボタン表示スペース「編集ボタン表示位置」を「スペース」とした場合、ここで対象とするスペースを選択します。
※「スペースフィールド」のみ選択可能です。
⑧編集ボタンラベル編集ボタンに表示するラベルを指定します。デフォルトでは「PDFを編集」という文字で表示されます。

項目名説明
⑨編集ボタン表示条件フィールドの値による編集ボタンの表示条件を指定します。デフォルトでは条件指定はなく、常に表示されます。
特定の条件に一致する場合にのみ表示させたいような場合(例えばステータスが作成中の場合のみ表示させたいような場合)は、ここで条件指定を行います。
⑩その他通常利用の場合は特に指定の必要はありませんが、さらに細かい設定を行いたい場合はここから指定します。
・機能制限の設定
・編集履歴の設定
・テキストのデフォルト設定

その他機能:機能制限の設定
ここでは、PDF編集に制限をかけることが可能です。

利用しない編集機能

編集画面左側のパネル内のテキスト、画像、四角形、円、手書きの挿入ボタンの中で、利用しないものを選択することができます。
例えば、ユーザーには画像追加のみさせたいような場合、ここでは「テキスト」「四角形」「円」「手書き」を指定します。

PC内のファイル参照

画像の追加を行った際に、ファイル参照を行えるかどうかを選択します。
「許可しない」とした場合、初期表示された画像をファイル参照から差し替えることはできなくなりますので、後述の「画像呼出の設定」を合わせてご利用ください。

ゲストユーザーの利用

ゲストユーザーが本プラグインのPDF編集機能を利用できるかを制御できます。
「許可する」の場合は、「編集ボタン表示条件」に基づいてPDF編集ボタンが表示されます。
「許可しない」の場合は、ゲストユーザーにはPDF編集ボタンは表示されません。

その他:編集履歴の設定
テーブルに編集操作時の履歴(編集日時、編集した人)を保存するかどうかを指定することができます。

編集履歴のテーブルへの保存

テーブルに編集操作時の履歴(編集日時、編集した人)を保存するかどうかを指定します。
「保存する」を選択すると、「テーブルフィールド」「日時フィールド」「文字列(1行)フィールド」を指定する項目が表示されますので、設定を行います。

編集履歴の保存を利用したい場合の事前準備

履歴を保存したい場合は、事前に次のフィールドを用意してください。

  • 「テーブルフィールド」を1つ作成。
  • テーブル内に「日時フィールド」と「文字列(1行)フィールド」を1つずつ作成。

履歴保存した場合の表示例

PDF編集画面で保存ボタンをクリックした際に、テーブルに編集日時と編集操作を行った人の名前が記録されます。テーブルは詳細画面でのみ表示され、追加・編集画面では表示されません。

また、編集履歴テーブルの件数を計算フィールドでカウントすることで、「編集操作が行われたかどうか」を判別できるようになります。これを利用することで、編集操作が行われたらアクションボタンを表示させるといったことが可能になります。詳しくは次のページを参照ください。

その他:テキストのデフォルト設定
テキストを追加した際の初期表示を設定できます。

補足

ここで設定する各項目は、テキスト挿入時の画面右側のパネルと対応しています。

4-2.「定型文の設定」タブの設定

補足

このタブの設定は必須ではありません。必要な場合のみ設定をしてください。

「定型文の設定」タブでは、テキストの追加をした際に、ボタンクリックで表示文字を変えることができる「定型文」の設定を行うことができます。

まず、「+入力欄を追加」ボタンをクリックします。

すると、定型文の入力欄が表示されますので、ここに定型文の情報を入力します。

項目名説明
ボタンラベルPDF編集画面に表示するボタンのラベルを設定します。
表示する文字定型文として表示する文字列を設定します。
文字色文字の色を設定します。
背景色テキストエリアの背景色を設定します。
書式書式を設定します。
・取り消し線
・下線
・左右の揃え
・上下の揃え
フォントフォントを選択します。
・Noto Sans JP:ゴシック体
・Noto Serif JP:明朝体
文字サイズ文字の大きさを指定します。
文字間隔文字の間隔を指定します。
行の高さ行の高さを指定します。
テキストエリアの幅
テキストエリアの高さ
テキストエリアの幅と高さを指定します。表示する文字が多い場合、ここも併せて設定するとよいでしょう。
テキストエリアの回転回転度を指定します。
45を指定した場合、右に45度回転します。
不透明度テキストエリアの不透明度を設定します。
0に近づくほど透明になります。

定型文を複数定義したい場合は「+入力欄の追加」ボタンをクリックし、必要な数だけ入力をします。

ここで追加した設定は、PDF編集画面右側のパネルにボタン表示されます。

4-3.「画像呼出の設定」タブの設定

補足

このタブの設定は必須ではありません。必要な場合のみ設定をしてください。

「画像呼出の設定」タブでは、PDF編集画面で画像の追加をした際に、ボタンクリックで表示画像を切り替えることができる(画像を呼び出す)機能の設定を行うことができます。

事前準備

画像呼出の設定では、別アプリに登録されている画像ファイルを読み込みむための設定を行います。そこで事前準備としては、画像ファイルを格納するアプリを準備します。(既に画像が登録されているアプリがある場合は、それを使用するため、画像格納用アプリを準備する必要はありません)

例えば次のように「画像参照用アプリ」を作り、1レコード1画像となるようにデータを登録します。

詳しくは次のページを合わせて参照ください。特定の人のみ画像参照を可能にすることも可能です。

まず、「+入力欄を追加」ボタンをクリックします。

すると、画像呼出の入力欄が表示されますので、ここに入力します。

項目名説明
ボタンラベルPDF編集画面に表示するボタンのラベルを設定します。
参照アプリ画像を参照するアプリを選択します。
画像用フィールド画像が格納されている添付ファイルフィールドを指定します。
画像表示時の読込サイズ画像を表示する際のサイズを指定します。
・指定なし:画像のサイズで読み込まれます。
・サイズを指定する:特定のサイズで読み込みたい場合はこちらを選択します。
高さ(mm)
幅(mm)
画像表示時の読込サイズが「サイズを指定する」の場合に、指定します。
レコード抽出条件画像ファイルを抽出する際の条件を指定します。ここでは、1レコードのみで絞り込みされるような条件を設定します。(複数レコードがヒットするような条件の場合、一番初めにヒットしたレコードの画像が使用されます。)


画像呼出を複数定義したい場合は「+入力欄の追加」ボタンをクリックし、必要な数だけ入力をします。

ここで追加した設定は、PDF編集画面右側のパネルにボタン表示されます。

4-4.プラグイン設定の保存

設定の入力が一通り終わったら、画面下部の「設定を保存」をクリックします。

最後に「アプリを更新」まで行うことで、プラグインの設定がアプリの保存されます。

5.プラグインの操作方法

5-1.PDF編集画面の操作方法

アプリの詳細画面に、PDF編集ボタンが表示されます。(ボタンの表示位置はプラグインの設定に依存します)

注意

PDFファイルが添付されていない場合は、ボタンは表示されません。

PDF編集ボタンをクリックすると、編集用の画面が表示されます。

テキスト追加
ボタンをクリックするか、PDF上へドラッグ&ドロップすることで、テキストボックスが挿入されます。
テキストボックス内の文字部分をクリックすると、文字を変更できます。
挿入したテキストボックスの選択中は画面右側にプロパティ設定欄が表示されますので、ここでテキストの色や背景色、文字サイズなどを変更することができます。

定型文の設定をしている場合

定型文の設定をしている場合、追加したテキストのプロパティパネル(画面右側のパネル)にボタンが表示されます。ボタンをクリックすることで、テキストの文字が定型文に変わります。

画像追加
ボタンをクリックするか、PDF上へドラッグ&ドロップすることで、画像が挿入されます。
画像をクリックすると「ファイルを選択」ボタンが表示されますので、ここで挿入したい画像を変えることができます。
挿入した画像の選択中は画面右側にプロパティ設定欄が表示されますので、不透明度などを変更することができます。

画像呼出の設定をしている場合

画像呼出の設定をしている場合、追加した画像のプロパティパネル(画面右側のパネル)に、画像切替用のボタンが表示されます。ボタンをクリックすることで、画像が変わります。

次のようなケースでは、ボタンクリック時にエラーが表示され、画像が参照されません。

  • 参照アプリに画像が登録されていない場合
  • jpeg、png以外のファイルが登録されている場合
  • ボタンクリック時の条件に一致するレコードが見つからない場合
    (閲覧権限が無くて参照できない場合も含む)

③④図形追加(四角、丸)
ボタンをクリックするか、PDF上へドラッグ&ドロップすることで、図形が挿入されます。
挿入した図形の選択中は画面右側にプロパティ設定欄が表示されますので、枠線の太さ、枠線の色などを変更することができます。

署名追加
ボタンをクリックするか、PDF上へドラッグ&ドロップすることで、署名入力欄が挿入されます。
挿入した署名入力欄をクリックすると、マウスで自由に署名を書くことができます。署名欄左上にはclearボタンが表示され、ここをクリックすると署名がクリアされ、書き直しをすることができます。

次ファイルへ・前ファイルへ
添付ファイルフィールドに複数のPDFファイルが添付されている場合、次ファイルへ(>)ボタン・前ファイルへ(<)ボタンがクリックできるようになります。ボタンクリックで表示されるPDFファイルが切り替わります。

保存ボタン
ボタンクリックで保存確認ダイアログが表示されます。添付ファイルフィールドに複数のPDFファイルが添付されている場合、「>」をクリックして最後のPDFを表示すると、保存ボタンを押せるようになります。
再度保存ボタンをクリックすることで編集内容が保存され、保存後は画面が更新されます。

5-2.挿入したオブジェクトの移動

挿入したオブジェクト(テキスト・画像・図形・署名)を選択した状態では、次のマウス操作を行うことができます。

  • ドラッグ&ドロップによる移動
  • 端をドラッグ&ドロップでサイズ変更
  • 白丸部分をドラッグで回転

5-3.挿入したオブジェクトのプロパティの変更

挿入したオブジェクト(テキスト・画像・図形・署名)を選択した状態では、画面の右側にプロパティウィンドウが表示されます。ここでは、幅、高さ、回転、不透明度、フォントサイズ、文字サイズ、色、といった内容を変更することができます。

表示されるプロパティの内容は、挿入したオブジェクトによって変わります。

最後に

本マニュアルでは解決しない不明な点や、動作がおかしいと思われる点などがございましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。